神楽坂・小栗通りのワインダイニング「marugame(まるがめ)」(新宿区若宮町)2階に9月3日、カフェを併設したアンティークと器の店「marugame」がオープンした。
昨年9月に開いた「夜のギャラリー marugame」を閉店し、今回新たにオープンした同店。店主の丸亀知美さんが趣味で集めていた器を中心に、1階のオープン時に購入して使い切れなかったものと今回のために仕入れたものを一堂に集め、展示・販売する。
品ぞろえは明治・大正・昭和初期の和食器やイギリスのアンティーク家具など300アイテム以上。和食器は長崎や佐賀を中心に9割以上が九州の焼き物で、カップや小皿、茶わんなど、家具は1人暮らし、2人暮らし用サイズのテーブルや椅子などを販売する。テーブルと椅子はカフェ営業で使用するため、実際の座り心地を確かめることもできる。
カフェの席数は6席。メニューは、コーヒー、アイスコーヒー、エスプレッソ、紅茶、ハーブティー(以上400円)、カフェラテ(450円)、ワイン(赤・白、600円)、本日のケーキ(450円)。
丸亀さんは「アンティークといっても、カップや茶わんなどは日常で使ってもらえるような価格にした」と、ほとんどの食器を1,000円以下に設定。「ターゲットは20~40代の方、若いご夫婦。現代にはない新鮮なデザインもあって見るだけでも楽しいので、コーヒーを飲みながら器を眺め、実際にテーブルに置いてイメージしていただければ」と話す。「アクセサリー入れなど、用途も食器に限らず使っていただければ」とも。
営業時間は12時~17時。日曜~火曜定休。