神楽坂・毘沙門天善國寺(新宿区神楽坂5)の境内に8月22日、巨大な進化型宇宙生物が出現した。
「狛虎」に並ぶ形で展示されている「Growth Model」
この企画は、新宿クリエイターズ・フェスタ2014実行委員会と新宿区が主催するアートの力で新宿のまちに新たなにぎわいと活力を創出するアートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2014」の一環。学生から著名アーティストまで多くのクリエーターが参加し、地元商店街や企業の協力の下、4回目を迎える。今回はメーンとなる新宿駅周辺の会場のほか、新たに神楽坂・市ケ谷・初台にサテライト会場を設けた。
神楽坂会場に展示されているのは、新宿を「宇宙に一番近いまち」と語る世界的CGアーティスト・河口洋一郎さんによる作品「宙魚 Ficco(フィッコ)」と「Growth Model」の2作品。本堂左右に鎮座する「狛虎」に並ぶ形で展示されている。河口さんは、「螺旋(らせん)の深海宇宙へ」と題した展示を神楽坂と住友不動産新宿オークタワーの2会場で行っている。
今年はフェスタの公式アプリ「mate(メイト)」を公開。作品の展示場所を確認できる「作品ナビ」と展示作品に近づくと作品やアーティストの紹介ページを確認できる「アーティストナビ」で作品をさらに楽しめるようにした。外国人観光客も楽しめるよう新たに英語のイベントマップも作成したほか、フリーWi-Fiスポットも表記している。
各イベントの詳細は公式ホームページや公式ガイドブックで確認できる。9月7日まで。