神楽坂通りから1本入った裏通りに7月18日、和食店「來経(きふ)」(新宿区若宮町、TEL 03-3268-6033)が約2年の休業期間をへてリニューアルオープンする。
22歳でニューヨークへ渡り一時帰国後、ニューヨークで約20年、和食の腕を振るった加川仁さんを新たに料理長に迎えオープンする同店。伝統的な和食でありながら、ニューヨークで培ったさまざまな要素を取り入れた「自由な発想での料理=キュイジーヌ」を提供する。店舗面積は19坪。席数はカウンター8席と4人用個室2室を合わせた16席。
料理は旬の食材を使った7~8品で構成する12,960円のコース料理のみ。22時以降はコース料理からアラカルトでの注文も受け付ける。ドリンクは、日本酒やワイン、シャンパン、焼酎、ビールなど、幅広く取りそろえる。30代後半から50代をターゲットに据え、想定客単価は約1万5,000円。
「以前は会席料理をメーンとしていたが、今回は和食というジャンルから料理の幅を広げた。接待や海外のお客さまにもご利用いただければ」とオーナーの山口望さん。「『來経』とは年月が経過するという意味。お客さまにはゆっくりとした時間を過ごしていただき、ゆっくりと時間をかけて神楽坂の街でお客さまと一緒に店を育てていきたい」と話す。
営業時間は17時30分~23時30分ごろ。日曜・祝日定休。