四ツ谷・しんみち通りに1月30日、昨年閉店した「政吉そば」の名前を引き継いだ立ち食いそば店「四谷 政吉」(新宿区四谷1)がオープンした。
運営は麺類のキッチンカー「麺車 金五郎」を展開するハローライフ(北区)。健康上の理由から店をたたんだ前オーナーと同社マネジャーの山崎大さんが同じ師匠の下で修業した縁から今回、「政吉」の名前を残す形での再オープンが決まった。
山崎さんは「以前の味を再現しているつもり」と話し、長野から直送されるそばをはじめ、基本的に同じ食材を使用。メニューにも大きな変更はないが、「鴨つけそば」(520円)、「豚つけそば」(470円)など新しいものを加えた。
主なメニューは、「小エビ天つけそば」(500円)、「豚カレーつけそば」(520円)、「かけそば」「もりそば」(以上300円)、「おろしつけそば」(350円)、「わかめそば」(330円)、「たぬきそば」(360円)、「きつねそば」(380円)、「山とろろそば 山芋」(420円)など。「もり又かけ ミニカレー丼」(650円)、「もり又かけ ミニ小エビ丼」(630円)などのセットメニューも用意する。
再オープンの情報はツイッターやブログなどでも話題となり、変わらぬ人気ぶりがうかがえる。「前オーナーあっての味だと思っているので裏切らないように努力したい」と山崎さん。「『政吉』を一つのブランドにしたいという思いもあり、ゆくゆくは他の場所でも展開できれば」と意欲を見せ、春先からは夜の立ち飲み営業も予定しているという。
営業時間は7時~15時。土曜・日曜・祝日定休。