ギター「流し」歴50年の平塚さん、今夜も四谷荒木町で歌う

四谷・荒木町で「流し」歴50年を迎えた平塚新太郎さん

四谷・荒木町で「流し」歴50年を迎えた平塚新太郎さん

  • 0

  •  

 都内でも数少なくなったギター「流し」の平塚新太郎さんが、「流し」歴50年目を古き良き昭和の面影を残す四谷・荒木町で迎えた。

[広告]

 平塚さんはギター「流し」として、荒木町唯一の存在。「新宿でもいまは3人くらいじゃないかな」と語る。現在平日は荒木町、土曜日は北千住で、昔ながらのスタイルで飲食店を回りながら客のオーダーを受け、ギターで歌っている。(3曲1,000円)

 昨年6月年から荒木町を拠点としているが、以前は「流し」の名の通り日本各地の繁華街を渡り歩いていたという。「必ず地方地方でその街の親方に仁義を切ってね。その街の旅館に泊めさせてもらって毎晩歌い回ってたよ」としみじみ振り返る。特に思い出深い街として札幌「すすきの」や岐阜「柳ヶ瀬」を挙げる平塚さん。「東京も新宿、池袋、赤坂、神楽坂などいろいろ流したけど、また戻って来たい街、それがいい街だよね」とも。荒木町を拠点とするのは4回目になるという。

 15歳から「流し」を始め、65歳になる平塚さんのレパートリーは演歌を中心に約3,000曲。心に染み入る歌声は、今夜も旧花街・荒木町のどこかで静かに響き渡る。

都内中心部の旧花街に注目集まる-「神楽坂」「四谷・荒木町」(市ケ谷経済新聞)荒木町の高級バーガー店、滑り出し好調-100%国産牛を使用(市ケ谷経済新聞)現役僧侶が運営する「坊主バー」、静かな人気に-悩み相談や説法も(市ケ谷経済新聞)堀切菖蒲園の人気店「もつ焼 のんき」が四谷・荒木町に-のれん分けで(市ケ谷経済新聞)四谷に日本初の自転車カフェ-オリジナルブランドウエア販売も(市ケ谷経済新聞)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース