飲食店が軒を連ねる四谷荒木町に手打ちそばと信州地酒の店「佳蕎庵 くぼた」(新宿区荒木町)がオープンして2カ月がたった。店舗面積は約15坪。席数はカウンター席とテーブル席、10人用の小上がり席を合わせた21席。
毎日店内で打つ二八そばと店主の久保田佳代子さんの地元・信州の地酒をメーンに提供する同店。そば粉は国産にこだわり、現在は北海道産の新そばを提供。かえしには本枯れ節と亀節を使う。
「そば屋というと40代、50代の男性客が多いが、女性が1人でも安心して食べたり飲んだりできる店を目指した。年配の方だけでなく若い方にもお越しいただきたい」と久保田さん。客単価は3,000円。
主なメニューは、「せいろ」(750円)、千切りの大根、ミョウガ、大葉などを乗せた冷たいぶっかけそば「すずしろせいろ」(1,150円)、蔵王産のカモを使った「鴨南蛮そば」(1,600円)、「卵とじそば」(1,050円)、「きつねサラダ」(900円)、「蔵王鴨の陶板焼き」(1,500円)など。
蔵まで足を運び飲み比べて選んだという地酒は、「女鳥羽の泉」(650円~)、「夜明け前」(600円~)、「信濃錦」「真澄」(以上550円)など。生ビール(550円)や焼酎(500円~)、塩尻ワイン(グラス400円)、完熟信州ぶどうのストレートジュース(500円)などもそろえる。
営業時間は17時~23時ごろ。