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半蔵門・シェリュイ跡に「ル・グルニエ・ア・パン」-フランスから日本初進出

「シェ・リュイ ハナコウジ店」跡にオープンした「ル・グルニエ・ア・パン」

「シェ・リュイ ハナコウジ店」跡にオープンした「ル・グルニエ・ア・パン」

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 今年8月に閉店した「シェ・リュイ ハナコウジ店」跡に9月26日、フランスに本店を置くブーランジェリーパティスリー「ル・グルニエ・ア・パン」(千代田区麹町1、TEL 03-3263-0184)の日本1号店がオープンした。

クロワッサンをはじめとするさまざまな種類のパン

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 1996年にパリに1号店をオープンし、現在、フランスに30店舗、中国に8店舗、ロシアに3店舗を展開する同店。創業者は日本に講師として招かれることもあるパティシエのミッシェルギャロワイエさんで、同店の母体であるパティスリー「ル・トリアノン」があったロアール地方アンジェに本店を構える。古くから日本人の研修生を受け入れており、日本で活躍しているシェフの多くがトリアノンやル・グルニエ・ア・パンで学んでいる。日本1号店の販売・製造スタッフも11人中6人がフランスのル・グルニエ・ア・パン経験者。

 シェ・リュイを展開する日本ガストロノミー研究所(大田区)が2008年に業務提携し、リニューアルから10年が経過し、大幅な補修を要していたハナコウジ店のリニューアルに合わせ、今回新ブランドとしてリスタートした。店舗面積は工場18坪と売り場10坪を合わせた28坪。70種のパンやサンドイッチ、20種のケーキや焼き菓子、50種のグローサリーを取りそろえる。

 主な商品は、材料も製法も本国と同じで、粉の風味と砕けるような食感が特徴の「バゲット」(294円)、小麦とバターの香りが鼻から抜ける一番人気という「クロワッサン」、フランスパンの生地にバターを織り込んだ「パンフィユテ」(以上189円)、バゲットにバター、ハム、エメンタールチーズを挟んだフランスの定番サンドイッチ「ジャンボンフロマージュ」(504円)、「エクレール(カフェ、ショコラ)」(294円)、キッシュ各種(294円~)など。

 原材料の小麦粉はフランス「ヴィロン社」の最高級品を使い、生地を一晩寝かせることで小麦本来の味を引き出す。優勝するとその年1年間、大統領府にパンを届ける栄誉が与えられるパリのバゲットコンクールで、本国の同店は2010年に優勝。過去にはクロワッサンやガレットデロワでも優勝している。

 メーンターゲットは「パン好き、フランス好きの方。20~60代の女性」。「地域の方々に愛されるフランスのブーランジェリーパティスリー」をコンセプトに、5年で5店舗の出店を予定している。

 営業時間は、平日=8時~21時、土曜・日曜・祝日=9時~20時。

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