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イスラエル大使館初の公式ゆるキャラ決定-着ぐるみも初披露

イスラエル大使館公式ゆる・キャラクターに決定した「シャロウムちゃん」と作者の小澤さん(右隣)

イスラエル大使館公式ゆる・キャラクターに決定した「シャロウムちゃん」と作者の小澤さん(右隣)

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 イスラエル大使館(千代田区二番町)は6月13日、日本プレスセンター(千代田区)で「イスラエル大使館公式ゆる・キャラクターコンテスト」の授賞式を開催。同大使館初となる公式ゆるキャラを発表した。

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 同大使館では昨年12月から今年2月中旬まで、在日外国公館として初の取り組みとなる「公式ゆる・キャラクター」のデザイン公募を実施。日本全国から500点近い作品が寄せられた。応募作品は大使館のフェイスブック上で2カ月にわたる予選投票を行い、決勝戦へ進んだ10作品の中から一般投票、特別審査員5人による投票を総合して今回、最優秀賞を決定した。

 授賞式には、決勝に残った9組(1組辞退)の作者のほか、特別審査員を務めた漫画家の一条ゆかりさんやクールジャパンのメンバー、協賛企業、大使館関係者らが出席。在日イスラエル大使のニシム・ベンシトリットさんは「今日はイスラエルにとっても非常に重要な日。このプロジェクトを始めるときには日本の人々がどのような反応をするのか想像できなかった」と話し、その応募総数に驚かされたという。

 多くの出席者が見守る中、9位から順に入賞作品が発表され、最優秀賞に輝いたのは墨田区の大学院生・小澤優子さんの作品「シャロウムちゃん」。ヘブライ語で「平和」を意味するシャロームをオウムとかけ、オリーブを手に持ちダビデの星の冠をかぶった平和の大使というキャラクター。大使から小澤さんに賞状と1週間のイスラエル旅行が進呈されると、初披露となる「シャロウムちゃん」の着ぐるみも登場し、会場を盛り上げた。

 小澤さんは「入賞しただけでも御の字と思っていたのでまさかという気持ち」と驚きの表情を見せ、「(着ぐるみが)できているとは思わなかったので驚いた。やっぱりゆるいなと・・・(笑)」とコメント。同キャラクターは今後、職員の名刺やグッズなどに活用するほか、着ぐるみは大使館が参加するイベントやゆるキャラが集まるイベントなどに登場する予定。すでに11月に埼玉県羽生市で行われる「ゆるキャラさみっと」への参加が決まっているという。

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