地図やガイドブックの出版などを手掛ける昭文社(千代田区麹町3)と教育に関する出版物や事業を手掛ける旺文社(新宿区横寺町)は5月13日より、公式フェイスブックとツイッター上での共同キャンペーンを展開する。
今回の共同キャンペーンは、両社のSNS担当者のツイッター上での交流から発展したもの。両社の名前が似ていてよく間違えられることが交流のきっかけになったことから、公式SNS上を中心としたキャンペーンを共同で行うことになった。
両社はこれまで、「当社社員の間違われ経験率80%超(肌感覚)」(昭文社)、「週に1件は、ガチで昭文社さんとの間違い電話かかってきますお」「あまりに間違われるので『また間違われちゃった☆テヘペロ』くらいのノリですw」(以上旺文社)など、自虐的ともとれるようなツイートをしつつも、お互いを「まっぷるたん」「旺文社たん」と呼び合い、ツイッター上で交流を深めてきた。
「昭文社×旺文社『どっちがどっち?!』キャンペーン」と題した同キャンペーンでは、両社それぞれのキャッチコピーを募集。「○○○は昭文社、○○○は旺文社」の○の部分(文字数制限なし)を埋める両社のイメージを募集し、両社で審査して選んだ30人に両社の出版物や図書カードなど、プレゼントを進呈する。
キャンペーンを記念して、両社の人気コンテンツアプリを特別価格で提供。詳細はキャンペーンページで確認できる。
両社の担当者は「両社の認知度拡大が最終目的ではあるが、堅いイメージの両社に新しいイメージをもっていただき身近に感じていただければ」(昭文社)、「両社のやっていることの違いをあらためて認識していただくきっかけになれば」(旺文社)と、それぞれ期待を寄せる。