四谷荒木町・車力門通りに10月19日、日本酒専門店「酒肴 タキギヤ」(新宿区荒木町、TEL 03-3351-1776)がオープンした。
店舗面積は8.3坪。席数はカウンター席7席と小上がり席を合わせた19席。店主の小林充人さんは、都内で飲食店を展開する夢屋(渋谷区)で店舗の立ち上げに携わってきた経歴を持つ。前職の同僚であった岡田洋介さんを板長に迎え、今回独立にこぎ着けた。古民家をイメージした落ち着いた雰囲気の店内で、日本酒とつまみを提供する。
主なメニューは、刺=昆布締め(500円~)、酢締め(500円)、なめろう(450円)、焼=焼き魚(500円~)、干し魚(400円~)、煮=一尾魚煮付け(600円~)、野菜の煮物(300円~)、甘露煮(450円~)、牛スジ大根(450円)、肴=ぬた(450円)、塩辛、ポテトサラダ(以上350円)、出汁巻き(400円)、薩摩揚げ、煮貝(以上450円)など。料理には化学調味料や既製品を使わず、全て一から手作りし、一手間加えることにこだわる。
純米酒のみをそろえる日本酒は、「神亀」(埼玉、1合850円、五石500円)、「諏訪泉」(鳥取、同850円、同500円)、「王禄」(島根、同1,000円、同550円)、「ヤマユ」(秋田、同850円、同500円)、「長珍」(愛知、同750円、同400円)など常時約25種類を用意する(かんは1合より)。客単価は3,500円~4,000円。
ターゲットについて、「オープン前までは30~40代をターゲットに考えていたが、実際オープンしたらそれ以上の方も多くお越しいただいている。日本酒が好きな方であればどなたでも」と小林さん。「酒も料理も接客も地に足を付いた仕事をしていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間17時~23時30分。日曜・祝日定休。