都営新宿線曙橋駅近くの靖国通り沿いに10月9日、ラーメン店「濃厚鶏そば 晴壱」(新宿区住吉町)がオープンした。
店舗面積は約13坪。席数はカウンター席6席とテーブル席を合わせた20席。全国展開するラーメン店のFC店舗として3年半営業してきた同店だが、今回、「独自のラーメンを」とオーナーの友人で中野の鶏白湯ラーメン専門店「麺匠 ようすけ」店主・原庸介さんにメニュー開発の協力を依頼。鶏そば専門店として新規オープンした。
ベースとなるのは、丸鶏を10時間以上強火で炊いた粘度の高い濃厚な鶏白湯(ぱいたん)スープ。「麺に絡みやすく、それでいてくどくなく、鶏の魅力を存分に満喫できる」スープを追及し、麺はオリジナルで発注した中細麺、平打ち太麺2種をメニューによって使い分ける。
主なメニューは、一番人気という「濃厚塩鶏そば」と鶏白湯スープに野菜スープをブレンドした「濃厚しょう油鶏そば」(以上750円)、あっさりとした「鶏塩そば」(680円、大盛りは各100円追加)、店主の佐藤直樹さん「おすすめ」の鶏魚介スープまたは鶏塩白湯スープで食べる「鶏つけそば」(普通盛り200グラム、中盛り300グラム=共に780円、大盛り400グラム=880円、特盛り500グラム=930円)。
味玉(100円)や鶏チャーシュー(200円)、のり(50円)などのトッピング類のほか、夜の営業では「とりから」「とりてん」「とりわさ」「ささみユッケ」(以上480円)、「つまみメンマ」(180円)、「奥久慈卵の味玉盛り」(280円)などのおつまみ類、「プレミアムモルツ」(グラス350円、ジョッキ480円)、角ハイボール、レモンサワー、ウーロンハイ(以上380円)、梅酒(420円)などのアルコール類なども用意する。
佐藤さんは「ターゲットは地元の方や近隣のビジネスマン。地域に根差した地域の方に愛される店になれれば」と話し、オープンから間もないものの「お客さまの反応はすごくいい」と手応えを感じている様子。「まだまだ勉強し続け、味を追求し続けていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時30分~15時30分、17時30分~23時。