四ツ谷駅近くの新宿通り沿いにあるカフェ「カフェ・ド・プリン」(新宿区四谷1)が12月1日、上智大学生とコラボした新スイーツ「白いコーヒープリン」の提供を始める。
今年7月にオープンした同店は、地域密着を目指したカフェ。近隣企業に勤務するビジネスマンや地元住民のほか、上智大生をはじめとする学生もターゲットに据える。今回、若者の感覚をリアルに反映した新商品を完成させるため、上智大生から成る上智新聞編集局にアイデアを依頼。「コーヒーショップのコーヒープリン」というコンセプトの下、在籍する約20人の女子学生がアイデアを出し合い、試作を重ね、1カ月半の開発期間を経て完成した。
「白いコーヒープリン」は、コーヒーエキスでコーヒーの風味を付けた「白い」プリンに、ダイス状の「黒い」コーヒーゼリーを入れた商品。開発で苦労した点について、同店を運営する三光ソフラン(埼玉県さいたま市)カフェ事業部責任者の菱山典昭さんは「学生の感覚は斬新。一つひとつ手作りなのでスタッフの誰もが作ることができるシステム作りが大変だった」と振り返る。
完成したメニューを前に、編集局長の西村萌さんは「客観的に見てもかわいい仕上がり」、広告部長の奥村薫子さんは「これは売れるなという感じ」と早くも手応えを感じている様子。菱山さんは「今後は学生とのコラボメニューの企画や開発、学割なども検討していく。プリンに関しては、学生のアイデアを取り入れたコラボを展開していきたい」と意欲を見せる。
1日20個限定で、価格は350円。今後は「定番」の一つとしてメニューに加える。