神楽坂通りから1本入った裏通り・芸者新道に9月5日、日本料理店「暗闇坂 宮下 神楽」(新宿区神楽坂3、TEL 03-6228-1984)がオープンした。経営はセリュックス(渋谷区)。
同社は、神楽坂で和食店「おいしんぼ」(神楽坂4)、「久露葉亭」(神楽坂3)、「和楽」(筑土八幡町)を展開しており、同店が4店舗目。「暗闇坂 宮下」としては、麻布十番、青山に続く3店舗目となる。「呼吸する土」をコンセプトにした神楽坂店は、土の白壁で曲線を取り入れた個室と白を基調としたモダンな雰囲気のカウンター席を用意。温かみのある柔らかな明かりに包まれた空間で、旬の食材を使った料理を提供する。
店舗面積は約84平方メートル。席数は、カウンター7席と個室(2席・4席・6席・8席)を合わせた27席。30~60代をメーンターゲットに据え、接待やデート、祝いの席のほか、神楽坂散策に訪れた際の利用を見込む。主なメニューは、7,000円と1万円のコース料理。
「これまで積み重ねてきた皆さまとのご縁を、新しい地でも紡いでいきたい」と広報担当の大熊博隆さん。「古くからの伝統とモダン文化の融合で発展してきた粋な街『神楽坂』で、料理やおもてなしを新たに作り出してゆく心持ちで臨んでいく」と話す。
営業時間は18時~23時。日曜・祝日定休。近日中にランチ営業も始める予定。