防衛省・陸上自衛隊が3月20日に開設したツイッターアカウントのフォロワーが現在、12万人を超えている。
陸上自衛隊のさまざまな活動や取り組みについて告知することを目的に開設された同アカウントでは、東日本大震災被災地での捜索活動や支援活動などを行う隊員らの様子を写真とともにツイート。フォロワーは開設からわずか数日で10万人を超え、その数は現在も増え続けている。
被災地では現在、10万7,000人もの隊員が活動しており、その中には女性自衛官や今回の震災で初めて招集された「即応予備自衛官」の姿もある。
予備自衛官制度には「即応予備自衛官」「予備自衛官」「予備自衛官補」の3つがあり、4月7日現在、約420人の「即応予備自衛官」が現地で活動。即応予備自衛官とは、自衛官として1年以上勤務し、退職後1年未満の元自衛官か陸自の予備自衛官として採用されている元自衛官がなることができ、同制度の中で最も即応性と練度の高さが求められ、年間30日間の訓練に応じることが義務付けられている。
メールとファクス、ホームページ上で受け付けている現地で活動を続ける隊員へのメッセージは、携帯とPCサイト上だけでも2,000件近く寄せられており、内容の多くは隊員への激励や感謝を伝えるもの。第1便は現地の隊員へ届けられており、隊員たちの力になっているという。