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牛込神楽坂にワインダイニング、オープン日に地震-客2人と船出

牛込北町交差点角にオープンしたワインと食の店「神楽坂 やまもと」店内

牛込北町交差点角にオープンしたワインと食の店「神楽坂 やまもと」店内

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 牛込神楽坂駅近くの大久保通り・牛込中央通り沿いに3月11日、ワインと食の店「神楽坂 やまもと」(新宿区細工町、TEL 03-3268-0588)がオープンした。

古代米の魚介リゾット

 店主の山本雅子さんは、昨年末に閉店した四谷荒木町のフランス料理店「りんごの絆」のシェフ・山本明弦さんの妻。雅子さんは「シェフは11年間、人の3倍くらい働いてきたので、今回の閉店はこれからまだまだ頑張るために一時休業する前向きな閉店」と説明。「いつでもだれでも来られるような小さな店を開きたいという私の夢をシェフが覚えてくれていた」と話し、ワインと食事を気軽に楽しめる店として同店をオープンした。

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 店舗面積は8坪。席数はカウンター席5席とテーブル席6席を合わせた11席。店内は赤と黒を基調とした落ち着いた雰囲気に仕上げ、着物姿の山本さんが1人で店を切り盛りする。

 メニューは、「ポテトサラダやまもと風 丹波黒豆入り」(600円)や「東京X豚とキャベツの皿」(1,000円)、「古代米の魚介リゾット」(1,500円)、「オードブル盛り合わせ」(2,000円)など。明弦さんの地元・丹波の野菜や瀬戸内で採れた魚介類など、旬の食材を使った料理を取りそろえる。

 ドリンクメニューは、4,000円台から用意するボトルワインや約4種類のグラスワイン(900円~)、デザートワイン(800円~)、生ビール(630円)、ウイスキーなど。ワインは、山本さん「おすすめ」の、日本人の作り手によるカリフォルニアワインのほか、フランスからニューワールドまでを取りそろえる。ターゲットは独身の20代女性から60、70代まで、ワイン1杯からしっかりとした食事まで幅広いシーンでの利用を見込み、客単価は3,000~6,000円。

 同店オープン日、開店の約2時間前に東日本大震災が発生。交通機関がまひして来店できなかった予約客もいたが、地震の前に店の近くまで来ていた2人と開店を祝ったという。「何か意味があるのだろうと思うし、人と人との絆を感じた」と山本さん。「震災があって余計思うことだが、おいしいものを食べると幸せになれる。一日の疲れをとってもらえるような、嫌なことがあっても忘れられるような店にしていきたい。(震災や余震で)心にストレスを抱えている人も多いので、心のよりどころになれれば」とも。

 同店では現在、以前同所で営業していたお好み焼き店「多幸一」の呼びかけで、「被災地でたこ焼きを焼こう」という活動に賛同。義援金を受け付けている。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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