神楽坂周辺で3月26日、牛込地区の小学生・中学生野球チーム6チームが東日本大震災救援のための募金活動を行った。
今回の活動は、中学生による野球チーム「牛込ベースボールクラブ」の生徒たちが「自分たちに何かやれることはないか」と監督らに持ちかけ企画したもの。同クラブの呼びかけに、「愛日小野球教室」「いちがやチーターズ」「江戸川小スピリッツ」「津久戸小野球教室」「早稲田ジュニア」が賛同し実現した。
この日参加した児童・生徒は111人。各チームのユニホーム姿でチームの監督やコーチ、保護者らとともに神楽坂下交差点、毘沙門天善國寺、神楽坂上交差点の3カ所に分かれて募金活動を行った。
監督らは「子どもたちのいい勉強、経験になると思う」と話し、児童・生徒たちからは「こうやって集まったお金が被災地の方の役に立てばいいと思う」という声や「1日も早くキャッチボールをやれたらいいね」という被災地の野球少年へ向けたメッセージも。集まった義援金は、日本赤十字社を通じて被災地へ寄付する。
震災から2週間が経ち、にぎわいを取り戻しつつある神楽坂。「がんばろう日本!」「被災地の方への募金をお願いします」などと大きな声で呼びかける児童・生徒たちの活動に、多くの人たちが足を止め募金に協力していた。