靖国神社(千代田区九段北3)で2月18日、麹町警察署(麹町1)ら主催による「振り込め詐欺撲滅キャンペーン」が行われ、大妻女子大学(三番町)の学生が警視庁ボランティアアドバイザーとして参加した。
同キャンペーンは、警視庁が2月に指定する「振り込め詐欺撲滅月間」に合わせて行われたもの。麹町警察署長や千代田区長、警視庁副総監のほか、警視庁振り込め詐欺被害防止特別アドバイザーを委嘱されている歌手の橋幸夫さんらが出席し、集まった100人以上の区民らに被害防止を呼び掛けた。
この日は南雲美穂さんをはじめとする4人の学生が参加。背中にロゴの入ったピンク色のジャンパー姿で、参拝に訪れた人や通行人へキャンペーンチラシを配布した。
大妻女子大学は2009年、警視庁より「警視庁振り込め詐欺被害防止アドバイザー」として委嘱を受けており、通称「警視庁ボランティアアドバイザー」として、振り込め詐欺だけに限らずひったくり被害防止や痴漢撲滅などさまざまなキャンペーン活動に参加・協力。昨年5月には、警視庁より防犯思想の普及、地域安全運動を推進し、安全で明るく住みよい街づくりに尽力した者に贈られる「防犯功労賞」を受賞している。