『かがやきスクール』は、全国の中学・高校生を対象に、現役医師が健康についての正しい知識を伝える出張授業を行う無料の健康教育プロジェクト。産婦人科医が講師を務める「女性の健康」と皮膚科医が講師を務める「皮膚科クラス」、2つのプログラムがある。11年目を迎える2024年度は、2つのプログラムを合わせ全国の中学校、高等学校24校で、6,999名の生徒に対して出張授業を実施した。「女性の健康」授業では、はじめて受講生男女比が50:50となり、女性の健康への性別を超えた理解、その重要性が広まってきたことが窺える結果となった。また「皮膚科クラス」は昨年度に比べ申込数は倍増し、学校からの関心が示された結果となった。

◇思春期の健康教育推進プロジェクト『かがやきスクール』
『かがやきスクール』は、次世代を担う中高生が、心身ともに健康な生活を送り、自身の望む人生設計やキャリアプランを実現するために必要な「正しい健康知識」を学ぶことを目的とし、全国高等学校長協会、全国商業高等学校長協会、全国高等学校長協会家庭部会、全国養護教諭連絡協議会、全日本中学校長会、全国市町村教育委員会連合会の後援、バイエル薬品株式会社、マルホ株式会社、オムロン ヘルスケア株式会社協賛のもと、株式会社プラスエム（本社：東京都中央区、代表取締役社長：長岡 駿介）が主催するもの。現在は、女性特有の病気やライフステージの変化に対する理解を深める「女性の健康」と、悩みの多い思春期の皮膚に関する正しい理解を深める「皮膚科クラス」を展開している。

◇【女性の健康】受講生男女比が均衡、「女子向け教育」から「男女ともに学ぶ教育」へ
「女性の健康」をテーマにした出張授業は、2014年の発足当初、受講生の約80％が女子生徒だった。女子校からの申し込みが多く、共学であっても女子生徒のみに対して実施を希望されるケースが多かった。かがやきスクールでは、女性の健康は決して女性だけの問題ではなく、すべての人が知っておくべき重要なテーマと考え、積極的に男子生徒の受講を促してきた。結果、工業高校など男子生徒の割合が多い学校へも理解がすすみ、2024年度には、ついに受講生の男女比が均衡した状態を実現した。（受講生5,417名のうち、男子2,682名、女子2,735名）。



受講後の生徒アンケートでは、男女ともに下記のような前向きな声が多数寄せられている。
・「生理や女性ホルモンについて学び、パートナーや家族に対する理解が深まった」（男子生徒）
・「男子も一緒に学ぶことで、女性の悩みを共有できる雰囲気が生まれた」（女子生徒）

また、教員アンケートでも、男女ともに学ぶことの意義に理解を示す声が多く寄せられた。
・「男子生徒にも女性の健康に関する正しい知識を持ってほしいと考えていたので、こういった機会を
　いただけて有難い」

◇【皮膚科クラス】申込数が、昨年度比倍増
2023年度に発足した「皮膚科クラス」は、皮膚科専門医による出張授業を通じて、思春期の生徒たちに正しい皮膚の知識を届けることを目的としたプログラム。2年目となる2024年度は、「思春期の今だからこそ、肌の悩みを抱えている生徒に正しい知識を伝えたい」という学校側の強い想いが後押しとなり、昨年の倍に及ぶ学校から申し込みがあった。

思春期の生徒の多くは、日焼けやニキビなど皮膚の悩みを抱えている。美容にも興味を持ち始め、「自分の容姿に自信が持てない」、「友達に肌をバカにされる」「インターネット上の間違った知識で対処し悪化してしまう」というようなケースも少なくない。学校の授業では教わらないが、多感な生徒にとって重要な意味をもつ肌の正しい知識を得る貴重な機会として、学校からは喜ばれている。

◇2025年度も実施予定、4月1月(火)から受付開始
かがやきスクールは、未来を担う中高生が健康的で充実した人生を歩むためのサポートを提供し続けます。今後も授業内容のさらなる充実に加え、教員向けセミナーや教材の発信など多方面からのアプローチも継続して続けてまいります。

2025年度の出張授業の申し込みは、2025年4月1月(火)から開始です。詳細は公式サイトをご覧ください。
https://www.plus-m.co.jp/kagayaki/


◆女性の健康編
■実施校（15校）※実施順
神奈川県立足柄高校、あべの翔学高等学校、佐賀県立唐津南高等学校、滋賀県立大津商業高等学校、奈良学園登美ヶ丘高等学校、湘南工科大学附属高等学校、弓削商船高等専門学校、滋賀県立八幡工業高等学校、兵庫県立北摂三田高等学校、東京都立産業技術高等専門学校、和歌山県立箕島高等学校、土佐女子高等学校、江戸川女子中学校高等学校、建国高等学校、千葉県立千城台高等学校

■受講生徒数　※申し込み時の受講者数
5,417名（男子2,682名　女子2,735名）

■実施後アンケートの回答　※一部抜粋
＜生徒の声＞
・「私は女性の体のことがあまり分からないけど、今回の授業で大切にしたいという気持ちがすごく高まりました」
・「この講義を受けて婦人科を受診しようと思いました」
・「高校生にも理解ができるような話し方でわかりやすく、最後まで楽しく学ぶことができました」
・「知らないことがたくさんあった。産婦人科はハードルが高いイメージがあったが、これから頼れる　　　
　　ようにしたい。体や性のことは恥ずかしいことではなく、真剣に向き合おうと思ったし、将来も適
　　切に行動できるよう、勉強しておきたいと思った」

＜先生の声＞
・「分かりやすい授業をありがとうございました。普段の授業ではなかなか教えることが難しい内容だ
　けど、生きていく上でとても重要なことを教えていただけ良かったです。学校教科の勉強以上に大切
　なことが学べたと思います」
・「非常に気さくな雰囲気の中で大切なことについて伝えてくださったので、生徒たちもとても熱心に
　聴講しており、有意義な時間となりました。本日は本当に有難うございました」
・「このような講演は対面式の方が効果的であると感じていたが、今回のような「女性の健康」に関す
　る内容においては、オンラインでも効果が得られるように感じた（画面越しの方が、生徒が質問しや
　すいかもしれない）。産婦人科医の現場での経験を交えた情報は、今後の授業においても活用できる
　ものであり、教員として学びを深めることができた」
◆皮膚科クラス
■実施校（9校）※実施順
北海道訓子府高等学校、守山市立明富中学校、私立秋草学園高等学校、西条市立河北中学校、あべの翔学高等学校、さいたま市立南浦和中学校、諫早市立真城中学校、鹿児島県立串良商業高等学校、愛知県立熱田高等学校

■受講生徒数　※申し込み時の受講者数
1,582名（男子445名　　女子1,127名）

■実施後アンケートの回答　※一部抜粋
＜生徒の声＞
・「ニキビや肌荒れで悩んでいたので、すごく勉強になりました。病院にはまだ行ったことがないけ
　ど、行ってみようと思いました」
・「スキンケアについての正しい方法を知ることができた。今後の生活に活かしていきたい！」
・「男子でも皮膚科に行っていいのだと分かった。ひげ剃りの方法や多汗症の話も参考になった」

＜先生の声＞
・「皮膚の悩みを抱える生徒への対応に悩んでいたので、専門医による授業はとてもありがたい」
・「情報が溢れている時代、健康に関する知識をインターネットで仕入れている生徒も少なくない。そ
　れが間違った情報である場合もあり、このような正しい知識を伝える機会が必要だと感じています」
・「生徒だけでなく、教員にとっても役に立つお話でした。先生の話が面白く、生徒たちも楽しく学ん　
　でいる感じがしました」

株式会社プラスエムについて

【会社概要】
社名：株式会社プラスエム
本社所在地：〒104-0032
東京都中央区八丁堀3-17-6 群成舎八丁堀ビル6階
代表取締役：長岡　駿介
事業内容： 教育支援活動のコーディネート業務
設立： 2001年1月18日
HP：http://www.plus-m.co.jp






協賛







（https://pharma.bayer.jp/）







（https://www.healthcare.omron.co.jp/）







（https://www.maruho.co.jp/）
かがやきスクールについて

【概要】
かがやきスクールは、男女を問わず次世代を担う中高生が、自身の望む人生設計やキャリアプランを実現するために必要な「正しい健康知識」を学ぶ無料の健康教育プロジェクトです。心身ともに健康な生活を送り、自身の望む人生設計やキャリアプランを実現することを目指しています。


◆主な活動内容として、以下の3つのプログラムを展開しています。
１）出張授業
２）教材提供
３）教員向けセミナー






◆出張授業プログラムの詳細
専門医による出張授業を通じて、生徒が科学的根拠に基づく正しい知識を学ぶ機会を提供しています。
・「女性の健康」編（産婦人科医による授業）
女性の健康に関する基本的な知識を学び、将来の健康管理やライフプランを考えるきっかけを提供します。
・「皮膚科クラス」（皮膚科専門医による授業）
思春期の皮膚の役割やケア方法について学び、健康的な生活を送るための基礎知識を養います。

詳細やご質問については、下記かがやきスクールホームページをご参照ください。
https://www.plus-m.co.jp/kagayaki/