仕分けされた仕分け会場-「お札と切手の博物館」休館まであと2週間

12月19日で休館する「お札と切手の博物館」

12月19日で休館する「お札と切手の博物館」

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 国立印刷局(港区)が運営する「お札と切手の博物館」(新宿区市谷本村町)が12月19日をもって休館する。

1億円の重さを体験することができるコーナー

 同館は、1871(明治4)年に大蔵省紙幣司として創設された大蔵省印刷局の創立100年を記念し1971(昭和46)年に開設された施設。お札や切手、証券など、国立印刷局が製造してきた各種製品とともに、明治期以前のお札、諸外国のお札や切手、印刷機器などさまざまな資料を展示し、お札の歴史、偽造防止技術などについても解説している。

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 2003年4月より独立行政法人国立印刷局の運営となった同館。今回の移転は、政府の独立行政法人の不要資産の見直し、独立行政法人通則法の一部を改正する施行日を定める政令によって施行期日が平成22年11月27日と定められたこと、改正通則法付則第3条の規定に基づく財務大臣の通知を受けたことによるもの。

 国立印刷局では、昨年11月に行われ話題となった行政刷新会議「事業仕分け」の会場として使用された体育館や同施設を含む市ヶ谷センターのほか、久我山、大手町の敷地を国へ返納することが決まっている。

 これまでの来館者数は延べ88万1,204人(11月30日現在)。1億円の重さを体験することができる「一億円もてますか?」コーナーなど子どもたちにも人気の展示や、古くなった紙幣の断裁くずが入ったボールペンなど、館内で販売する紙幣にまつわるグッズも土産品として人気を集めている。

 本局経営企画部広報室の担当者は「長年この地で開館してきて、近隣だけでなく遠方からもたくさんの方に足を運んでいただいた。あと2週間となりましたが、ぜひ足を運んでいただければ」と話す。

 移転先となるのは現・国立印刷局王子展示室(北区)で、規模を縮小し、来年3月の開館を予定している。

 開館時間は9時30分~16時30分。月曜休館。入館無料。