三井住友銀行グループのSMBCコンサルティング(千代田区麹町2)は11月25日、その年のヒット商品をピックアップし、その特徴や傾向を分析する「ヒット商品番付」の2010年版を発表した。
2010年は話題や注目を集めた商品・イベントは多かったが、大ヒットにつながる勢いに欠け、全体としては小粒ヒットが多い「横綱不在」の結果となった。
以下、東の大関=「スマートフォン」、西の大関=「食べるラー油」、東の関脇=「もしドラ」、西の関脇=「ゲゲゲの女房」、東の小結=「猛暑特需 ガリガリ君」、西の小結=「チンしてこんがり魚焼きパック」という「三役」に。
前頭1枚目以降には、東=「上海万博」「東京スカイツリー」「3D映画」「はやぶさ」「禁煙外来」「AKB48」、西=「平城遷都1300年祭」「LED電球」「コンパクト液体洗剤」「南アフリカサッカーW杯」「借りぐらしのアリエッティ」」が選出された。
同社は2011年の注目商品として、「iPad」「3D市場」「EV(電気自動車)」、新品種の米「つや姫」、米粉からパンが作れるホームベーカリー「GOPAN(ゴパン)」を挙げている。