東京理科大学(新宿区神楽坂1)は10月31日より、同大学のキャラクター「坊っちゃん」をかたどった人形焼「坊っちゃん焼き」を神楽坂キャンパスの学食内で販売する。
キャラクター推進の一環として販売する同商品は、たい焼き風の生地に小倉あんを入れた和菓子。当初は既製品に焼きごてでキャラクターの絵を焼き付ける予定だったが、あくまでオリジナルにこだわり鋳型からすべてオリジナルで仕上げた。この日に開催される同窓会行事「ホームカミングデー」に合わせて販売を始める。
同大学キャラクター「坊っちゃん」は、創立125周年を記念して制定したオリジナルキャラクター。夏目漱石の小説「坊っちゃん」で、主人公の「坊っちゃん」が同大学の前身である東京物理大学を卒業し、松山の中学に数学教師として赴任していることから、創立以来「理学の普及」に努めてきた同大学にふさわしいキャラクターとして2005年7月に制定した。
同商品の発売について、広報課の三宅雅晴さんは「(商品を通じて)キャラクターの周知に期待する。一般の方にも広がれば」と話し、中高生らの同大学への興味喚起も図るという。
価格は100円。営業時間は月曜~金曜の10時30分~14時。販売場所は学食内パンコーナーで、学生以外にも販売する。