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外濠公園がキャンドルロードに-昨年の好評受け規模拡大

富士見小学校での廃油キャンドル作りには大勢の子どもたちが参加した。

富士見小学校での廃油キャンドル作りには大勢の子どもたちが参加した。

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 JR市ケ谷駅からJR飯田橋駅に続く千代田区立外濠公園の遊歩道で10月8日・9日、千代田区内の大学生が主体となったキャンドルナイトイベント「Sotobori Canale(外濠キャンナーレ)」が開催される。

地域住民らが製作した廃油キャンドル

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 同イベントは、法政大学デザイン工学部の学生らが発案、地域の大学生や企業、行政が連携し、昨年11月に第1回を開催。使用するろうそくの多くは、千代田区民から集まった天ぷら油の残りや施設の廃油、空き瓶などを活用して住民らとともに制作した「エコキャンドル」で、廃油から作ったろうそくをともすことで環境を見つめ直すきっかけを提供し、史跡でもある江戸城外堀の魅力を再発見してもらうことをコンセプトに掲げている。

 2回目となる今年は、昨年の好評を受け1,000個だったキャンドルを1,500個に、1日限りだった開催を2日間にするなど規模を拡大して実施。昨年は2回実施した廃油キャンドル作りも、今年は5回実施し、小中学生や地域住民ら100人ほどが参加した。

 当日は、近隣企業約40社や近隣大学、商店街らが看板や室内照明などのライトダウンに協力。約1キロにわたる遊歩道に並べられた1,500個のキャンドルが幻想的な風景を醸し出す。

 法政大学4年生で実行委員長の大塚真之さんは「昨年は地域の方からもお褒めの言葉をいただいた。今年は金曜と土曜の2日間開催するので、会社帰りの方にもぜひお越しいただければ」と来場を呼びかける。

 開催時間は17時~20時。荒天時中止。

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