神楽坂になかったジャンルで勝負-新店・地中海バル「MANVAR」

神楽坂・芸者新道に臨み水色のドアが目を引く同店

神楽坂・芸者新道に臨み水色のドアが目を引く同店

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 神楽坂・芸者新道に7月29日、地中海バル「MANVAR(マンワール)」(新宿区神楽坂3、TEL 03-6228-1420)がオープンした。

同店内の様子

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 同店を経営するThree Pieceは、これまで飲食業界に携わってきた安田サニー社長と高田泰知社長の2人が独立し設立。今回の出店にあたり「神楽坂にないジャンルを」と同業態を選択した。地中海をイメージしたという店内には、木製のインテリアや照明、手書き黒板などを配置し、内装のほとんどはスタッフたちで仕上げたという。店舗面積は約18坪。席数はカウンターとテーブル席を加えた30席。立ち飲みができるバルスペースも用意する。

 メニューは、「白レバーのテリーヌ」(880円)や「スパイシーシュリンプのアヒージョ」「ムール貝のシェリー蒸し」(以上800円)、「白身魚とアサリのコスケラ風」「いわい鶏とオリーブのタジン」(以上1,580円)など。スペインや北アフリカ、モロッコなどさまざまな国の料理をタパスからメーンディッシュまで豊富に取りそろえる。

 ドリンクメニューは、3,000~4,000円台を中心に約40種類を用意するワインのほか、カクテル(650円~)やビール(600円)、赤・白・ロゼをそろえるグラスワイン(500円~)など。20代後半から40代前半をメーンターゲットに捉え、客単価は3,500円。

 「洋風居酒屋のような感じでデーリーに使ってもらえれば」と安田社長。オープン後は「女性2、3人での来店や、遅い時間にはビジネスマンの2軒目ユーズ、さらに遅い時間になると近隣の飲食店で働いている方も利用してくださる」と話し、以前から交流があるという格闘家で自身も飲食店をプロデュースする中村和裕さんや小見川道大さんなども店を訪れているという。

 「いろいろな縁があって、たくさんの仲間たちに支えられてこの店ができた。『Three Piece』という社名も、自分たち2人と助けてくれる仲間という意味で名付けたもの。 3年以内にあと2、3店舗出店できれば」と意気込みをみせる。

 営業時間は18時~翌2時(金曜は翌4時まで、土曜は深夜まで)。日曜・祝日定休。

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