靖国神社近くにフレンチ新店-幼いころからコックを目指し独立開業

靖国神社近くにオープンしたフレンチレストラン「le plaisir(ル・プレジール)」。幼いころからコックを目指していたオーナーシェフの篠田賢さんが独立開業した。

靖国神社近くにオープンしたフレンチレストラン「le plaisir(ル・プレジール)」。幼いころからコックを目指していたオーナーシェフの篠田賢さんが独立開業した。

  • 0

  •  

 靖国神社南門近くの大妻通り沿いに10月13日、フレンチレストラン「le plaisir(ル・プレジール)」(千代田区九段南3、TEL 03-3265-8285)がオープンした。

篠田さんが小学生の時に描いた絵

[広告]

 店舗面積は17坪。同店は、銀座の有名レストランなどで修業を重ねたオーナーシェフの篠田賢さんが独立開業した店。店名はフランス語で「喜び」を意味し、来店した人たちが「喜び」を感じられるようにとの思いを込めた。席数は17席。

 店内には、篠田さんが小学校6年生の時に描いた絵が飾ってあり、そこには調理場に立つコックたちの絵が描かれている。「開店に合わせて母親が持ってきてくれた」というこの絵について、篠田さんは「幼いころからコックになりたいと思っていたが、この絵を描いたことは全く覚えていない」と笑顔を見せる。

 オープンから約3週間経ち、篠田さんは「料理の基本である適温での提供や、提供するスピードの大切さを感じている。雇われていたこれまでは、どこかで守られているという気持ちがあったが、今は自分が先頭に立ってやらないといけない」と話し、日々試行錯誤しながら営業しているという。

 メニューは昼、夜ともコースのみで、ランチは1,600円・2,200円・2,600円・3,300円の4種類、ディナーは4,000円・4,900円・5,500円の3種類のコースを用意。数種類ずつ用意するオードブルとメーン、デザートから好きなものを選んでコースを組み立てる。「季節によってソースを変えるフォアグラ料理(1,000円追加)と牛ほほ肉の赤ワイン煮(1,000円追加)が特におすすめ」と篠田さん。自家製のパンも評判がいいという。

 ドリンクメニューはブルゴーニュとボルドーを中心としたワインを取りそろえ、グラスワイン(700円~)、ボトル(4,200円~)。客単価は、ランチ=約1,800円、ディナー=約5,000円。ランチタイムはビジネスマンやOLを中心に、ディナータイムでは近隣住民をターゲットにとらえる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時(ラストオーダー)、ディナー=18時~21時(ラストオーダー)。日曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース