防衛省、DNP、新潮社、東京女子医大などが「消防訓練」で競い合う

牛込消防署で開催された「自衛消防訓練審査会」の様子。男女23隊が訓練の成果を披露した。

牛込消防署で開催された「自衛消防訓練審査会」の様子。男女23隊が訓練の成果を披露した。

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 11月9日から始まる秋の火災予防運動に先駆け市ケ谷・飯田橋エリアを管轄する牛込消防署(新宿区筑土八幡町)で10月23日、周辺企業らが参加する「自衛消防訓練審査会」が開催された。

優勝した女子隊

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 同審査会では、指揮者・1番員・2番員で構成された3人が1組となり、火災報知機の作動から屋内消火栓による消火までの訓練を実施。規律や正確さ、スピード、チームワークなどの審査基準により、優勝隊を決定する。

 大日本印刷や防衛省共済組合市ヶ谷会館、新潮社、東京女子医科大学、東京地下鉄飯田橋駅、東京厚生年金病院、総務省第二庁舎、セントラルプラザ、東京理科大学など18の男子隊と5の女子隊を合わせた23の自衛消防隊が参加。各隊とも大きな声での指示や誘導、素早い消火活動など日々の訓練の成果を披露した。

 審査の結果、優勝したのは東京女子医科大学 男子A(男子隊)とDNPメディア・アート(女子隊)。優勝隊が発表されると、応援に駆け付けた同僚らからの歓声が上がる一幕も。優勝隊には賞状と優勝カップ、金メダルが授与された。

 牛込消防署の小川一行署長は「自衛消防隊の皆さんの一生懸命な姿に大変感動した。皆さんの心意気に対し、署員一丸となり歴史のある牛込地区を守るために日々訓練を重ね、力を発揮していきたい」と締めくくった。

 同消防署の管轄エリアである市谷左内町は、火消しが初めて常駐することになった「定火消発祥の地」としても知られている。

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