「神楽坂ビール」代表の伊東宏祐さんら神楽坂を代表する有志らが6月17日、新宿区役所を訪れ、今月26日に発売が迫ったご当地ビール「神楽坂ビール」を中山弘子新宿区長へ贈呈した。
区役所を訪れたのは伊東さんと神楽坂商店会の福井清一郎会長、ラベルデザインを手がけたサザンカンパニーの長岡弘志社長、ラベルのモチーフになった毘沙門天善国寺住職、升本酒店の矢代光弘さんの5人。
伊東さんが「神楽坂ビール」誕生までのいきさつを報告すると、中山区長は「神楽坂の持つ強みを発信してもらえると思っている。ラベルもかわいらしく、おいしそう」とコメント。長岡社長が「石畳やねこ、芸者などいろいろなアイデアがあったが、エビスビールの恵比寿さまからヒントを得て毘沙門さまに決めた」というラベルデザインの製作秘話を披露するなど終始和やかな雰囲気での贈呈式となった。
「神楽坂ビール」は当初、発売日を同17日に予定していたが最終調整のため26日に延期。神楽坂の料飲店や酒販店での販売のほか、7月22日から開催される「神楽坂まつり」への出店も予定している。中山区長は「毘沙門様と粋な坂の街、神楽坂がますます元気になれば。ぜひ、街全体で応援し盛り上げていってもらいたい。発売を楽しみにしている」と締めくくった。