「アペリティフの日」でイベント-三國さんら有名仏料理シェフが屋台

「アペリティフの日」イベントの東京会場。18人のトップシェフがイベントのために創作したアミューズを振る舞った。

「アペリティフの日」イベントの東京会場。18人のトップシェフがイベントのために創作したアミューズを振る舞った。

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 フランス農水省とフランス食品振興会(渋谷区)が主催する「アペリティフの日」イベントが6月4日、東京会場である六本木ヒルズアリーナ(港区)で開催され、親善大使・石田純一さんや名誉ソムリエ・みのもんたさんのほか、「オテル・ドゥ・ミクニ」(新宿区若葉1)の三國清三さんなど有名シェフらが参加した。

ブースでの三國シェフ

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 「アペリティフ」とは、食事の前にワインやソフトドリンクなどの飲み物とアミューズブーシュと呼ばれる一口ディッシュで友人たちと会話を楽しむ習慣。フランス人のライフスタイルには欠かすことのできない習慣の一つ。フランス農水省は2004年から世界各国で毎年6月第1木曜日を「アペリティフの日」と提唱し、2005年に記念日として登録された。今年で6回目の開催となる「アペリティフの日」は、日本では11月第3木曜の「ボジョレ・ヌーボー解禁日」と同様に認知を高めつつある。

 今年は日本全国8会場を含む世界21カ国37都市でイベントを同日開催。東京会場には有名ホテルやレストランなどから18人のトップシェフが参加し、イベントのために特別に創作したアミューズをフランス風の屋台で振る舞ったほか、約200銘柄に及ぶフランス産飲料が総勢約70人のソムリエとバーテンダーによって提供された。

 三國シェフ率いる「オテル・ドゥ・ミクニ」では、「うま味」をコンセプトにした「トマトフレンチピザ」「フォアグラのパルフェ塩昆布添え」「ホロホロ鳥と椎茸のうま味煮込み」「自家製ミートローフジャポネーゼ」「クスクスサラダうま味ゼリー寄せ」の5品を提供。ブースには多くの人が詰め掛け、三國シェフ自らが来場者に料理を説明する様子や写真撮影に応じるなど盛り上がりを見せた。

 三國シェフのほか、「クイーン・アリス」石鍋裕シェフや「帝国ホテル」田中健一郎シェフ、「ホテルメトロポリタンエドモント」中村勝宏シェフ、「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」会長で「パティシエ・シマ」島田進シェフらも参加した。

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