宇宙に滞在した種子を運ぶ弁当箱、限定販売-科学への興味喚起を

500個限定で販売する宇宙教育プロジェクト公式グッズの「GEL-COOL(spaceバージョン)」。パッケージには宇宙をイメージした星のイラストが。

500個限定で販売する宇宙教育プロジェクト公式グッズの「GEL-COOL(spaceバージョン)」。パッケージには宇宙をイメージした星のイラストが。

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 科学技術に関する企画や出版などを手がけるリバネス(新宿区四谷2)は3月3日、宇宙教育プロジェクト公式グッズ「GEL-COOL(spaceバージョン)」の販売を開始した。

 同社が実施する宇宙教育プロジェクトは、間もなく打ち上げを予定している国際宇宙ステーション「きぼう」を活用した教育事業の一環で、宇宙に行った種をきっかけに、サイエンスに対する興味を喚起するもの。

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 同プロジェクトでは、宇宙に打ち上げられた「ミヤコグサ」「シロイヌナズナ」の種子を宇宙ステーションの実験棟で約半年間保管した後に回収し、日本全国から公募した中学校・高校に配布。その種子を育てる過程の中で宇宙環境が種子にもたらす影響を調査する。宇宙から回収した種子は冷暗状態で運ぶ必要があるため、同商品が特注された。

 GEL-Design(札幌市)と共同開発した同商品は、ふた部分に内蔵されたジェルにより保冷できるため、ランチボックスとしても利用することが可能。サラダや果物、デザート類を昼食時まで冷たく保つことができる。パッケージには宇宙をイメージした星のイラストを描いたほか、ランチボックスの中には宇宙に関するクイズを同封する。

 同社はこれまで、科学や理科に関する実験教室の開催や出版物などを行ってきたが、「ランチボックスを購入した人が、より身近な『食』を通じて科学に興味、関心を持ってもらえれば」と広報担当者。

 サイズは、縦=90ミリ、横=110ミリ、高さ=55ミリで容量は220ミリリットル。価格は1,260円で、売り上げの一部は同プロジェクトの運営費用に充てる。同社のオンラインショップで500個限定で販売する。

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