阪神大震災から14年-四ツ谷駅周辺地区で帰宅困難者避難訓練

JR四ツ谷駅の構内では避難誘導や負傷者の応急救護などの訓練が実施された。写真は駅職員の誘導で避難する参加者の様子。

JR四ツ谷駅の構内では避難誘導や負傷者の応急救護などの訓練が実施された。写真は駅職員の誘導で避難する参加者の様子。

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 千代田区と帰宅困難者対策地域協力会は1月16日、四ツ谷駅周辺地区をメーン会場とする区内3会場で帰宅困難者避難訓練を実施した。

四ツ谷駅構内での応急救護訓練の様子

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 訓練想定は「前日午後5時マグニチュード6.9の東京直下地震が発生。ライフライン寸断、交通機関運行停止。一夜明けて午前8時。徹夜の復旧にもかかわらず交通機関運行再開のめどは立っておらず、帰宅困難者が駅に集まり始める。各支援場所に帰宅困難者支援本部を開設し、地域協力会、区、防災機関、ボランティアなどの連携による支援活動が開始された」というもの。

 四ツ谷駅で行われた駅構内での被災を体験する「四ツ谷駅周辺混乱防止訓練」では、今回初めて駅ホームを利用しての訓練を実施。午前10時に地震発生を知らせる構内アナウンスが放送されると駅職員が駅滞留者の避難誘導を開始し、負傷者の応急救護や帰宅困難者支援場所の案内など実践的な訓練を行った。

 飯田橋会場では、ホテルメトロポリタンエドモントの災害時要援護者受入訓練や日立マクセルの情報通信訓練、KDDIの災害用伝言板サービス体験、大和ハウス工業の住まいの地震対策展示、大塚商会の防災用品展示など周辺企業各社による訓練・展示を多数実施。

 5~10キロの距離を実際に歩く「徒歩帰宅訓練」では、沿道にあるコンビニエンスストアやガソリンスタンドなどの「災害時帰宅支援ステーション」の確認や軽食の炊き出し、応急給水訓練などが行われた。

 東京都が発表した被害想定では、首都直下地震が起きた場合、千代田区で約57万人が帰宅困難者になることが予想されており、その対策が大きな課題となっている。同訓練は、帰宅困難者対策の必要性を普及啓発することと地域の防災力を高めることを目的として、阪神・淡路大震災が発生した1月17日に合わせ2003年度から実施している。

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