昨年話題の「防衛省ガンダム」、さらに進化-今年はガンダム表記せず

昨年公開され話題となった「初代」防衛省ガンダム。今回公開される進化した「2世代目」にも期待が高まる。

昨年公開され話題となった「初代」防衛省ガンダム。今回公開される進化した「2世代目」にも期待が高まる。

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 防衛省技術研究本部(新宿区市谷本村町)は11月11・12日、「平成20年度研究発表会~防衛技術シンポジウム2008~」をグランドヒル市ヶ谷(市谷本村町)で開催する。

 同発表会は昨年、発表会プログラムを公開した際に「ガンダムの実現を目指して~先進個人装備システム~」と表記したことからインターネット上を中心に「防衛省ガンダム」との呼称で注目を集め、前年の6倍以上の来場者数を記録。2日間で延べ3,200人が来場し、多くのメディアがその様子を取り上げた。

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 昨年の発表会終了時点で同研究本部は、「ガンダム」の名称を継続使用することについて未定としていたが、先日公開された発表会資料にその表記はなかった。「ガンダム」の名称を継続しなかった理由について、広報担当の矢島さんは「前回までは、一般の方々への認知度も低くかったことから、イメージとして分かりやすいようにと考えた結果だったが、今年は、内容がより充実したことと正式名称を示したいため『先進技術を盛り込んだ~先進個人装備システム(AICES:Advanced Information Combat Equipment System)』とした」と説明する。

 今年の発表会では、同システムの「2世代目」を展示予定。機能検証モデルだった初代のシステムが民生品を寄せ集めて作られたバラックセットであったのに対し、「2世代目」は、個人装備としてのシステム化を目指したバージョンアップモデル。より個人の能力強化に焦点を置き、暗視機能、防護機能、軽量銃を含めた操用性を向上したものになっており、検証が可能な実験システムとして、耐環境性にもある程度考慮して構築されているという。

 会期中は同システムをはじめ、わずか70グラムの赤外線小型カメラ「小型非冷却赤外線カメラ」、建物内に投げ込み各種情報を収集できる「手投げ型情報収集ロボット」などを展示・実演する「展示セッション」のほか、「ポスターセッション」や「特別・一般セッション」などを実施。日々の研究開発成果を紹介する。

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