3カ国3劇団が共同で「ラ・トスカ」を創作上演-神楽坂の小劇場

写真=フィリピン「ぺタ」、シンガポール「実践劇場」、日本「黒テント」の3カ国3劇団による演劇「トスカ・プロフジェクト」のポスター

写真=フィリピン「ぺタ」、シンガポール「実践劇場」、日本「黒テント」の3カ国3劇団による演劇「トスカ・プロフジェクト」のポスター

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 神楽坂の小劇場「シアターイワト」(新宿区岩戸町、TEL 03-5225-3635)で9月10日~16日、3カ国3劇団共同による演劇「トスカ・プロジェクト2007」が上演されている。

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 同演劇は、オペラで有名なフランスの歴史劇「ラ・トスカ」を、交流関係のあるフィリピン「ぺタ」、シンガポール「実践劇場」、日本「黒テント」の3つの劇団が共同で現代劇にアレンジ。現在のアジアから見た視点で台本を読み直し、今の日本が抱える社会的なテーマを交えながら、原作に縛られない作品に創り上げられている。

 今回共同による創作、上演の目的は、言葉や文化の違うアジアの劇団が、世界的に有名な「ラ・トスカ」を題材に理解の違いや共通点を発見し、将来的に新しい表現手法を見いだすことにあるという。アジア芸術のネットワーク形成に積極的に取り組んできた3劇団による「アジア現代劇の共同作業」は、長期的プロジェクトとして今後もアジアの各都市での公演活動を予定している。

 開演時間は、9月10日~14日=19時、9月15日=14時・19時、9月16日=14時。料金は、一般前売り=3,800円、学生前売り=2,500円、当日=4,300円。全席自由。

シアターイワト劇団 黒テント

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