印刷博物館(文京区水道1、TEL 03-5840-2300)1階のP&Pギャラリーで9月4日より、「キンダーブックの80年」が開催される。
「アンパンマン」シリーズや児童図書を手がけるフレーベル館(文京区)が発行する「キンダーブック」は、1927年に創刊され今年で80年を迎える。同誌は日本で初めての月刊保育絵本で、生活習慣や遊び、歌、お話などで保育園児や幼稚園児たちの成長をサポートしてきた。
同展では約300冊を展示。昭和30年代の表紙には新幹線が描かれ、50年代では写真が登場するなど、表紙から時代の移り変わりをたどることができる。創刊初期の貴重なものの中には、北原白秋や西條八十(やそ)、武井武雄などの著名な作家、画家の作品も多数収められているという。
営業時間は10時~18時。月曜休館(月曜が祝日の場合=開館、翌火曜=休館)。入場無料。10月28日まで。