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高松発のバッグブランド「カワニシカバン」、神楽坂に初の常設店舗

「KAWANISHI KABAN」の川西功志社長

「KAWANISHI KABAN」の川西功志社長

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 バッグブランド「KAWANISHI KABAN(カワニシカバン)」(香川県高松市)が、初の直営店舗となる神楽坂店(新宿区神楽坂3)をオープンする。

「KAWANISHI KABAN」店内の様子

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 同ブランドは香川県高松市を拠点に、トートバッグやリュックを中心としたバッグ製造を手がける。PC収納や荷重バランスに配慮した独自構造を特徴とし、バッグ単体で約80型を展開。革小物なども含め、幅広いラインアップをそろえる。

 川西功志社長は、古着店経営やバッグ製造に携わった経験を経て、2017(平成29)年に自社ブランドを立ち上げた。「都内でも実物を見たいという声を多く頂いていた。実際に商品を手に取ってもらえる場をつくりたいと思い、直営店を設けた」と話す。

 店舗面積は約6坪。ガラス張りの外観で、外からも商品が見える造りとした。神楽坂を出店地に選んだ理由については、「落ち着いた街並みで、日本人の来街者も多い点がブランドの雰囲気と合っている」と説明する。店内では地域性を意識した商品構成とし、「初来店の客でも入りやすい空間づくりを心がけた」という。「地域になじみ、近隣の皆さんにも受け入れてもらえれば」と期待を込める。

 川西社長は「一つのバッグに、一つの際立った機能を持たせることを大切にしている」と話す。トートバッグではパソコン収納を中央に配置して型崩れを防ぎ、リュックでは上下に仕切りを設けて荷物が下に偏りにくい構造を採用するなど、機能性と構造美を重視したバッグ作りを行っている。看板商品の一つ「seowU(セオウー)」シリーズ(4万1,900円~)は、印象的なネーミングと独自構造が支持され、現在ではブランドを象徴する存在となっている。そのほか、一般的な帆布よりもきめ細かく仕上げた「大人帆布」を使ったトートバッグなども人気だという。「ぜひ手に取って、当社の職人たちが手がける商品の魅力を感じてほしい。より多くの人に伝えられれば」と来店を呼びかける。

 グランドオープンに先立ち12月27日・28日、プレオープンイベントを予定する。2026年1月24日・25日には神楽坂セッションハウス(新宿区矢来町)で出張イベントも行う。

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