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神楽坂にフレンチとスパニッシュの融合店「ペリカン」

「ペリカン」の肉料理

「ペリカン」の肉料理

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 フレンチとスパニッシュの融合店「ペリカン」(新宿区神楽坂6)が7月25日、神楽坂にオープンした。店舗面積は約12坪で、席数はカウンター11席。

「ペリカン」店主の桑原友明さん

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 オーナーシェフは桑原友明さん。恵比寿のグランメゾン「Joel Robuchon(ジョエル・ロブション)」での約7年半を含む、飲食業界20年以上の経験を持つ。店のテーマカラーは、地元の名産・夏ミカンや山口県特有のオレンジ色のガードレールにちなみ、「ポジティブなイメージ」の黄色を採用。店名は、山口県宇部市で園児たちと遊び、全国的に話題となったペリカン「カッタ君」に由来する。

 カッタ君は40年ほど前、宇部市の幼稚園で園児たちと交流したことで一躍有名になった存在。宇部市出身の桑原さんも当時カッタ君と遊び、テレビや新聞の取材も受けていたという。「現在でも、カッタ君のことでメディア取材を受けることもある。ペリカンは自分にとって特別な存在。その縁を店名に込めた」と話す。

 メニューは、ランチコース(7,000円)、ディナーコース(1万円)のみ。季節の食材を使った前菜、魚料理、肉料理などを盛り込み、一斉スタート制で提供する。「魚介は豊洲市場から仕入れ、季節感と素材感を大切にしたメニュー構成を心がける」と桑原さん。看板料理の一つはスパニッシュオムレツ。目の前で焼き上げるライブ感も魅力だという。「フワッと柔らかく仕上げ、ジャガイモの甘さも感じられる」とも。桑原さんはソムリエ資格も持ち、料理からワインの提供、接客までを担当する。「価格以上の満足感を届けたい。良い店を知っている大人から、これから知っていきたい若い世代まで、気軽に来てほしい」と呼びかける。

 店舗面積は約12坪。席数はカウンター11席。ライブ感のあるオープンキッチンを備える。「肩肘張らず、目の前で料理が仕上がる工程を眺めたり、会話も楽しんだりと、ゆったりとした時間を過ごしてもらえれば」と来店を促す。

 営業時間は、ランチ=12時~、ディナー=19時~(土曜・日曜・祝日は18時30分~)。完全予約制。月曜定休。

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