大妻女子大学千代田キャンパス(千代田区三番町)で10月26日・27日、「大妻祭」が開催される。
各団体の展示や出し物のほか、同大創設者である大妻コタカの出身地である広島県世羅町や、2022年に同大と連携協定を締結した北海道美瑛(びえい)町の物産展なども行う。
26日はお笑いコンビ「きつね日和」が司会を務め、3年ぶりの開催となるミスコン「ミス大妻グランプリ」の優勝者を決定するほか、「大妻地域連携交流会2024」も開催。交流会の一環で、和紙を使った「手帖づくりワークショップ」も初めて企画する。担当する同大人間生活文化研究所の下田敦子准教授は「博物館学芸員養成の授業では、紙の製作・取り扱い方や和とじの技術などを教えており、イベントでは、その学生たちが参加者をサポートする。和紙手帖づくりを通して、和紙の自然な風合いや温かさを感じていただけるはず。この機会を通して日本の伝統文化の一端を体験していただければ」と話す。
そのほか、不要になったベビー・子ども服、本、おもちゃを来場者に持参してもらい、物々交換できる「お譲り交換会」も行う。担当者は「このイベントは、『子ども服は着られる期間が短く、まだきれいなのに捨てるのがもったいない』という子育て世代の母親からの声から生まれた。地域で互いに不要なものを持ち寄り、提供する場を設けることで、ごみを軽減でき、資源の消費を抑える」と話す。いずれも予約不要で無料。併せて、地域連携プロジェクトの展示やデジタルスタンプラリーも実施する。
27日にはカラオケコンテストのほか、ゲストに俳優の山田裕貴さんを迎えたトークショーなどを開催する。
開催時間は、26日=10時~16時、27日=10時~15時。