アトレ四谷(新宿区四谷1)で10月1日、アートイベント「みんなでつくるatre YOTSUYA ART WEEK(アトレ ヨツヤ アートウイーク)」が始まった。
「みんなでつくるatre YOTSUYA ART WEEK」開催の様子
端切れなどの廃棄される物を使ったアート制作や館内装飾を行う同イベント。廃棄物を減らすことを訴え、SDGsの観点を盛り込む。
同館営業担当者は「当館の内装から美術館を連想したことが、アートウイーク開催のきっかけ。3年前に初めて開催して以来、ワークショップの内容なども変えながら毎年10月に行っている。アートと一緒にSDGsを組み込むことで、アトレ四谷を利用いただいているお客さまにも関心を持っていただけている。今年は地域の皆さんと一緒にイベントを作り上げていきたいという思いから、皆さんから提供いただいた古着をアートに生まれ変わらせる」と話す。
期間中、事前に来館者から集めた古着を使い、アーティストが館内装飾を施す。1階・そよぎ広場には、来館者が端切れを結わえ、カラフルな立体アートを完成させる参加型装飾も実施。館内の化粧室では「アートな洗面台」と題し、廃棄ボトルを使ったせっけんボトルを置く。
19日には、端切れを組み合わせてオリジナルのノートを作るワークショップも開催。「期間中の当館はアート一色。ぜひ足を運んでいただければ」と来館を促す。
10月31日まで。