ワインの角打ちとショップ「Capriccio di vino(カプリッチョ ディ ヴィーノ)」(新宿区神楽坂6、TEL 080-9885-8482)が8月7日、神楽坂にオープンした。
店主の千葉貴さんは長年ワインの輸入や卸業などに携わり、同じく神楽坂に位置するイタリアン「LASTRICATO(ラストリカート)」にもソムリエとして所属する。同店は、妻の順子さんと一緒に切り盛りする初の独立店。「いつか自分たちの店を持ちたいと話していた。長年の夢がかない、うれしさもひとしお」とも。店名はイタリア語で「気まぐれ」の意味も持つ。
店は、ウッド調の角打ちカウンターと、ガラス張りのワインセラーのスペース合わせて約8坪。「ワインセラーに十分な広さを確保し、ガラス張りにしたのもこだわった部分。ワインやフードを味わいながら、ワインセラーを眺めて楽しむ方もいる」とも。
取り扱うワインは、イタリアを中心にフランス・スペイン・ポルトガル・カリフォルニアなどのもの。グラスワインは800円~。「家族経営の小規模なワイナリーや、自分がおいしいと感じるさまざまな国のワインを仕入れる。現在は約150種類のワインを用意し、都度ラインアップも変えていく」とも。フードメニューは「生ハム・サラミ盛り合わせ」(1,100円)や「チーズ4種」(1,200円)など。
店に立つことが多いのは順子さん。「周辺にお住まいの皆さんが通りがかりに来てくださることも多い。路地にある店なので、少し分かりにくいかもしれないが、地域に愛される店として街になじんでいけるよう励みたい。買い物ついでや散歩がてらなど、何気ない日常の合間に気軽に立ち寄っていただき、皆さんの『憩いのスペース』となれれば」と話す。
営業時間は15時~21時(土曜・日曜は12時~)。月曜定休。