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神楽坂に和物雑貨店「倭物や カヤ」 都内初進店

「倭物や カヤ」1階の様子

「倭物や カヤ」1階の様子

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 和物雑貨店「倭物(わもの)や カヤ」(新宿区神楽坂3)が8月10日、神楽坂にオープンした。同店は20店舗目で、東京都内へは初出店。経営は「チャイハネ」「岩座(いわくら)」などの雑貨ブランドも展開するアミナコレクション(横浜市中区)。

「倭物や カヤ」2階の様子

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 同ブランドは、日本の伝統文化を現代に生かしたオリジナル商品をはじめ、手ぬぐいや風呂敷、衣類、和小物、アクセサリーなど幅広いアイテムをそろえる。店長の橋本夏季さんは「現代の生活に寄り添ったアイテムを提案することで、より多くの人に和物を身近に感じてほしい。和モダンなアイテム以外に伝統的な民芸品も取りそろえる。さまざまな切り口から和物の良さを感じてもらえれば」と話す。

 店は1階・2階合わせて約41坪。既存店と比べると大型店となる。「来店するだけでワクワクするような、独自の世界観を作り込みたい」と、空間演出や内装にも力を入れた。天井からはカラフルなちょうちんをつるし、階段の手すりにはテーマカラーである赤色を塗るなどして「ハイカラな印象になるよう工夫した」という。

 人気商品は、がま口のポーチ(3,300円~)や帯を模したベルト(4,730円~)、着物を連想させる和柄のワンピース(5,500円~)、スニーカーのようなデザインのひも付き地下足袋(9,790円~)など。約50種類の中から好みのトンボ玉を客が選んで作る「トンボ玉かんざし」(1,200円~)も客の反応が良いという。橋本さんは「和装や伝統的な品物は、気軽に日常の装いとして取り入れることが難しいが、当店は現代の服とも相性が良いデザインのアイテムを多数用意している。柄の種類も伝統的なものからモダンなものまで豊富で、男女や世代も問わず選んでいただけるものも多い。気軽に足を運んで、お気に入りのアイテムを見つけていただければ」とも。

 インテリアとして手ぬぐいを額装したり、ハンドルを付けて風呂敷をバッグにしたりするなど、伝統的なアイテムを使った用途提案も行う。近隣住民や同ブランドのファンのほか、和物に興味を持つ外国人観光客も多く訪れているという。

 営業時間は11時~21時。

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