武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス(新宿区市谷田町1)で6月14日~16日の間、企画展示「うつわと和菓子」が開催される。
同大工芸工業デザイン学科クラフトデザインコース陶磁専攻の学生18人が、老舗和菓子店「とらや」の菓子を題材に制作した器を展示する。制作した学生の一人は「和菓子の意味や色合い、季節などから発想を得て、自分の選んだ和菓子に一番似合う器を試行錯誤しながら制作した。会場に並ぶ作品は、器と和菓子に対する私たちの思いそのもの。ぜひご覧いただければ」と呼びかける。
最終日の16日には、初の試みとなる陶芸ワークショップ「色土を使った陶器の和菓子作り」を開催。同大生の説明を受けながら、色土を用いた陶芸体験ができる。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。観覧無料。ワークショップは、午前の部(小学生対象)=10時~12時、午後の部(中学生以上対象)=14時~16時。参加費は4,000円。