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牛込神楽坂「サイメ」が1周年 土器使い野菜や魚を火鉢で調理

「SAIME」料理の一例

「SAIME」料理の一例

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 土器を使って食材を調理する牛込神楽坂の「SAIME(サイメ)」(新宿区納戸町)が4月6日で1周年を迎えた。

「SAIME」店長の西川太一さん

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 旬の野菜や魚を土器に入れ、火鉢で炭を使って蒸し焼きにした料理を提供する同店。店長の西川太一さんは「都会の喧騒(けんそう)から少し離れた隠れ家のような当店で、土器の持つ素朴な風合いや、食材を生かした料理を通して心を落ち着かせてもらえれば」と話す。1周年を迎え、「食材の生産者をはじめ、周りの方々のおかげで今がある。これからも日々、店作りに真摯(しんし)に向き合いたい」とも。

 使う食材は、自然栽培で作られた野菜や天然の魚、古代米など。炭火を使い、土器でゆっくり時間をかけ低温で調理すると、水分を逃さず食材の甘みやうまみを引き出せるという。「できるだけ下味はつけず、フランス産の天日塩や無添加のみそなどをつけて味わっていただく」とも。

 メニューは、ワンプレートの「おまかせランチ」(3,000円)とコース料理の「おまかせディナー」(8,800円)。コース料理は、スープ、野菜、魚、ご飯、デザートなどで構成する。取りそろえるアルコールは、熟成酒やナチュールワインなど。「鹿児島の白石酒造が、原料のサツマイモから作っている芋焼酎『天狗櫻(てんぐざくら)』なども用意する。豊かな香りや味わいを、ぜひ飲んで体感していただきたい。バータイムは予約なしでも利用いただけるので、ぜひ足を運んでもらえれば」とも。

 営業時間は、ランチ=12時~14時、ディナー=18時~21時(ランチとディナーは前日までの要予約)、バー=21時~23時。日曜・第3月曜定休。

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