しゃぶしゃぶ専門店「しゃぶしゃぶ風雅」(新宿区神楽坂5)が1月23日、神楽坂にオープンした。昨年閉店した「和酒Bar風雅」が業態転換した店。経営はウォーム(神楽坂3)。
鉄板焼き店「神楽坂 てっぱんや」など、神楽坂エリアを中心に飲食店を展開する同社。梁川正治社長は「和牛の仕入れに強い当社だからこそできるしゃぶしゃぶ専門店にしたい」と話す。
提供するのは、黒毛和牛の中でも基準をクリアしたブランド牛。全国各地から銘柄を仕入れるという。メニューは「黒毛和牛しゃぶしゃぶコース」(1万円)。しゃぶしゃぶのほか、「いくらとウニの茶わん蒸し」「低温調理 黒毛和牛とキャビアのタルタルステーキ」などもコースに含まれる。だしは、羅臼昆布と原木シイタケを炊いた「昆布だし」と、牛の骨を炊いた「牛骨白湯」の2種類。「牛骨スープは、甘みがあるがくどくない」とも。たれは、オリジナルのくるみだれや岸田商会のポン酢などを用意し、ユズコショウやラー油などさまざまな薬味を加えて食べられるという。
アルコールは肉に合う日本酒などのほか、シャンパンフリーフロー(2時間5,000円)のメニューも用意する。
店舗は築80年の古民家をリノベーションした。席数は、カウンター=5席、テーブル=10席、個室=1室。「1日1組限定の屋根裏個室には坪庭もあり、ゆったりとしたプライベートな時間を楽しんでいただける。大切な人との食事などにぜひ、利用いただきたい」と来店を呼びかける。
営業時間は17時~23時。日曜・月曜定休。完全予約制。