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市谷にダイニングバー「ラポール」 スパイスカレーや和洋のつまみ提供

「rapport」店主の小林隆司さん(右)と元松直己さん

「rapport」店主の小林隆司さん(右)と元松直己さん

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 「rapport(ラポール)」(新宿区市谷本村町、TEL 080-4002-2453)が市谷にオープンして、12月9日で半年がたつ。同店は、カレーや和洋食のつまみを提供するダイニングバー。席数はカウンター=6席、テラス=8席。

「rapport」のカレー

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 店主の小林隆司(たかし)さんと元松直己(なおき)さんは、縁があり店を一緒に持つことにしたという。小林さんが経営するバーの常連客だったという元松さん。元松さんの弟は建築士で、アトリエを構える通りに位置する建築物も手がけていた。その一つだった同店が空き店舗となったことから、元松さんが小林さんにテナント探しを依頼したことがきっかけ。小林さんは「不動産業にも携わっていたことから、テナント探しを手伝うつもりでいたが、物件を見たときにとても良い場所と感じた。元松さんと話しているうちに『自分たちで店をやろう』と決まった」と振り返る。

 店名はフランス語で「調和」の意味を持つ。「近隣にお住まいの方やお勤めの方にとって、『お休みスポット』のような落ち着ける場所を目指したい。店内でカレーを食べていただくのはもちろん、テラス席でワインやビールなどとつまみを楽しめる店としても知っていただきければ」とも。

 ランチメニューは「豚スネ肉とポテトのスパイスカレー」「牛バラとスジ肉欧風カレー」(以上1,200円)などのほか、季節限定のカレーも用意するという。ナンプラーやソースなどをベースにしたオリジナルの調味料も用意し、アレンジしながら食べ進めることができる。「カレーはフレンチイタリアンのシェフに監修してもらうなど、自分たちが納得のいく、おいしいと思うものを提供する」とも。「食事の後に一息つけるように」との思いを込めて、テイクアウト用のコーヒーも付ける。

 ディナーはアラカルト。小林さんの実家である料亭で板前を務めていたシェフがいることから、アヒージョなどの洋風のつまみのほか、刺身やおばんざいなども提供するという。「昼はカレー、夜は飲み、と1日に2回来る方もいる。都会の喧騒(けんそう)から少し離れた裏通りに位置しているので、ゆったりとしたひとときを過ごしてほしい。さまざまなシーンで気軽に足を運んでいただければ」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~22時(土曜はランチのみ)。日曜・祝日定休。

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