信濃町に「手打ちうどん 温羅(うら)」(新宿区信濃町、TEL 03-6380-6446)がオープンして、8月16日で半年がたった。
店主の久米伸拓(のぶひろ)さんは岡山県出身。「地元で香川の讃岐うどんを勉強した。さまざまな生産者と出合い、彼らの思いを自分なりに伝えたいと思い店を開いた。試行錯誤して完成させた当店のうどんを、ぜひ召し上がっていただきたい」と話す。店名の「温羅」は昔話「桃太郎」の鬼の名前。
メニューは、「かけうどん」(700円)、「大きなきつねうどん」(900円)、「胡麻(ごま)だれ坦々ぶっかけうどん」「生姜(しょうが)バンバンジーぶっかけうどん」「自家製トマトソースぶっかけうどん」(以上1,000円)など。定番メニュー以外にも、さまざまな「創作おうどん」を提案する。
だしは、煮干しやしょうゆなどを独自で調合したもの。麺は「コシを大切にする」という。「うどんで感動を与えたい。つるつるでもちもちしたコシのある麺は、しっかり足踏みしたからこそ実現する食感。うどんを食べ慣れない方も気に入っていただけるような一杯を作りたい」とも。
半年を振り返り、「あっという間だった」とする一方、「世代を問わず多くの方に利用いただき、うれしさもひとしお。この場所で出店できて良かった。本当にありがたいこと」と感謝の言葉も。「地域に愛され続けるうどん店」を目指し、「今後も精進する」という。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=15時~21時。