飯田橋にスパイスカレー専門店「さんとよん」(千代田区富士見2 )がオープンして、6月29日で1カ月がたった。
和やエスニックなどさまざまなジャンルの要素を取り入れ、約15種類のスパイスやハーブなどを使ったオリジナルカレーを提供する同店。店主は「体に良いものを提供したい」と考え、スパイスカレーにたどり着いたという。
メニューは「野菜カレー」(950円)、「肉カレー」(1,000円)、「合いがけカレー」(1,200円)の3種類。カレーは全て化学調味料不使用。米は玄米。野菜カレーは動物性食材を使わず、ビーガンでも食べられるという。「素材から取っただしをベースに使い、30種類以上の酵素が含まれるこうじを合わせることで、食材本来のうまみを引き出した。特に野菜カレーはメニュー開発に時間をかけた。肉の代わりに豆を加え、ボリューム感のある深い味わいを作り出すことができた」と話す。
店内には客が自由に辛さを調節できるように、サンショウやハバネロなどの辛みスパイスを置く。ギネスにも認定された世界一辛いトウガラシ「キャロライナリーパー」のスパイスは安全のためキッチンで管理し、店主に申し出れば利用できる。
「満足感がありながらも、ブラッククミンなどのスパイスや素材のおかげで重すぎず、体の負担にならない。ほかでは食べられないオリジナルカレーを、ぜひ試していただきたい」と話す。
営業時間は11時30分~15時(なくなり次第終了)。土曜・日曜・祝日定休。