飯田橋に「一汁三菜kitchen194(キッチン イクヨ)」(千代田区飯田橋4、TEL 03-6824-4906 )がオープンして、5月6日で2カ月がたった。席数は、カウンター=10席、テーブル=16席、個室=8席。
フランス料理専門店に約20年携わった経験を持つという店主の住本育代さんは、食育インストラクターとソムリエの資格も持つ。コロナ禍をきっかけに「日々の生活に寄り添った料理を提供したい」と同店を開くことにしたという。店名の由来は「栄養バランスの取れた食事を取ってほしい」という思いと、自身の名前から。
メニューは「ごはんと食べるフレンチ」をテーマに、肉料理・魚料理・グラタン料理などから選べ、内容は日替わり。「エビとマッシュルームの玄米ドリア定食」「豚ロースのチーズカツレツ」(以上1,000円)など、ジャンルにとらわれない料理を提供する。「フレンチやイタリアン出身のシェフたちと料理を考えているが、和の食材である『ま(豆)ご(ゴマ)わ(ワカメ)や(野菜)さ(魚)しい(しいたけ)』などの食材も積極的に取り入れ、栄養バランスを意識する。洋食に携わっていた経験を生かし、ここでしか食べられない和洋のテイストをミックスした料理を提供する」とも。
住本さんは「忙しい現代人はランチも単品食になりがち。当店でさまざまな季節の食材を使った手作りの料理を気軽に食べてもらい、心も体も元気になってもらえれば。食の大切さを伝えていければ」と笑顔で話す。
営業時間は11時~20時(土曜=12時~22時、日曜=12時~17時)。