「アルパカふれあいランド」(新宿区岩戸町、TEL 03-5227-6088)が4月4日、牛込神楽坂にオープンした。経営は、隣接するアルパカグッズ販売店も展開するアルパカワールド(新宿区)。同店では、アルパカと触れ合い体験ができる。
「アルパカふれあいランド」マネジャーの井手真哉さんとアルパカ
コンセプトは「都会のオアシス」。コテージのような木調の内装に、森林をイメージした壁紙を採用した。マネジャーの井手真哉さんは牧場で長年、アルパカに携わってきた経験を持つ。井手さんは「都会で癒やしを求めている人が多いこともあり、都内でアルパカに触れ合える場所を提供したかった。昨今、動物と触れ合う場所が少なくなっている。いろいろな背景があると思うが、動物との触れ合いでしか学べないこともある。何より、アルパカのかわいさを知ってもらい、癒やされてほしいという思いがあった」と話す。全国でもアルパカに触れ合える場所は少なく、都内では現在、同店のみという。
触れ合いができるのは、「あかね」と「さつき」の2頭。アルパカの体調を最優先に考慮し、空調管理や環境整備を徹底しながら営業する。井手さんは「アルパカは賢くきれい好きで、少し臆病な動物。性格は個体によって違うが、当店には特に人懐こいアルパカがいる。外見は目が大きくつぶらで、毛がふわふわ。実際に触れ合うと、アルパカのかわいさを実感いただけるはず」とも。餌やりや、ブラッシングなどの飼育体験のほか、アルパカとの写真撮影もできる。
利用客は子どもから大人までさまざま。「アルパカのファンになった」とリピートする客も増えているという。「都会にいると、動物との触れ合いがない人も多い。忙しい毎日の中で、アルパカと触れ合うことでリラックスし、気持ちが軽くなってもらえれば」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~12時30分、13時30分~18時。触れ合い体験は30分の入れ替え制。料金は、大人=1,000円、子ども=500円(土曜・日曜・祝日は大人=1,200円、子ども=600円)。