江戸川橋で「喫茶 かえる君と私。」(TEL 090-2413-1766)が2月26日、始まる。同店は、「Cafe&Bar ちんあなご」を経営する志保あかねさんが企画する喫茶店。「全席に本物のカエルがいる古民家カフェ」をコンセプトに、2カ月に一度の頻度で開く。開催場所は古民家カフェ「喫茶そよや」(文京区関口1)。
店内で見られるカエルは、クランウェルツノガエル、ベルツノガエル、チャコガエル、グミガエル、アメフクラガエル、バジェットガエル、クツワアメガエル、クサガエルの8種。志保さんは「カエルファンは多く、カエル写真を掲載するSNSアカウントの中には10万フォロワーを持つ人もいるほど人気のジャンル。一方、カエルをゆっくり見られる場所は少ない。座ってお茶をしながら、ゆったりとカエルを見られる場所を提供したいと思い企画した。ちんあなごカフェと同じく2カ月に1回の頻度で開いていきたい」と話す。
イベントとして、爬虫(はちゅう)類園「iZoo(イズー)」(静岡県河津町)公式応援隊長で、動物園予備校アニマルキーパーズカレッジ講師でもある高松雪乃さんをゲストに迎え、カエルについての質問も受け付ける。
カフェメニューは 「世界が寝静まったら 真夜中のお菓子レシピ」著者のSoyonさんが手がけた「かえるブッセ」と神楽坂銘茶「樂山」のほうじ茶のセット(2,500円)など。ディナーは、「喫茶そよや」の人気メニュー「やすよさんの気まぐれカレー」とコラボした「かえるカレー」とワンドリンクのセット(3,500円)など(以上席料含む)。器は、陶芸作家の蛙庵さんが作ったカエルをモチーフにしたものを使う。
志保さんは学生時代から江戸川橋付近に縁があったという。「江戸川橋かいわいは、以前は少し暗く、近寄りがたい地域と感じていたが、現在は明るくなり活気もある。神楽坂のまちづくりにも積極的に参加しているが、神楽坂だけでなく江戸川橋の地蔵通りも観光エリアとして、より多くの方に知ってもらいたい。当店も地蔵通りに興味を持ってもらえるきっかけになれば」と来店を促す。
営業時間は13時~21時。要予約。