法政大生らが外堀でボートイベント-収益の一部を水質浄化費に

外堀でのボートイベント「江戸城外濠再発見-とってもちか~い外濠へ-」

外堀でのボートイベント「江戸城外濠再発見-とってもちか~い外濠へ-」

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 法政大学の学生を中心とした団体「SOTOBORI CANAL WONDER」は7月6日、飯田橋駅と市ケ谷駅の間にある外堀でボートイベント「江戸城外濠再発見-とってもちか~い外濠へ-」を開催する。

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 同団体は、千代田区に残る外堀を活用し、「外堀の魅力を引き出すこと」「多くの人々に伝えること」などを目的とし、他団体と連携して水辺の魅力向上のための活動を行っている。昨年の発足以来、水辺に関するワークショップや外堀に面したカフェで行われるイベントをボートに乗ったまま鑑賞するイベント、EM団子を利用した水質浄化活動などを実施している。

 今回のイベントは、「Eボート」と呼ばれる10人乗りの手こぎボートに乗り、水上で外堀や周辺環境の歴史を文化的背景や空間的特色などの観点からレクチャーするもの。同団体が編集・製作した「外堀冊子」も配布する。

 開催時間は12時~16時10分(50分間隔で運航)で、乗船時間は30分。集合場所はカナルカフェ(新宿区神楽坂1)。参加費用は、大人=500円、子ども(小学生以下)=200円で、収益の一部を外堀の水質浄化に充てる。申し込みはホームページから受け付けており、当日受付も行う。雨天中止。

 同団体では昨年、同様のイベントを2回実施し成功を収めている。事務局長で法政大学生の吉田峰弘(たかひろ)さんは「多くの人たちに広めていくことが目的なので、機会を多く設けることが重要と考えた」と話し、今後、11月までの毎月第1日曜に開催を予定している。「緑が生い茂っている外堀は季節によって風景がまったく変わる。風景も楽しみながらイベントに参加してもらえれば」とも。

昨年のイベントの様子(関連画像)ボートを楽しみながら環境活動に参加-EM団子で外堀の水質浄化(市ケ谷経済新聞)春の陽気で都心の水辺に歓声-90年目を迎えた東京初のボート場(市ケ谷経済新聞)都心の水辺をライトアップ-「カナルカフェ」が電飾付きボートで演出(市ケ谷経済新聞)SOTOBORI CANAL WONDER

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