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飯田橋に和食居酒屋 大正ロマンをテーマに地域店とのコラボメニューも

「煮タリ蒸シタリ こんぺいとう」店の外観、「煮」と「蒸」を組み合わせたロゴ

「煮タリ蒸シタリ こんぺいとう」店の外観、「煮」と「蒸」を組み合わせたロゴ

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 飯田橋に煮込み料理や蒸し料理などを提供する和食居酒屋店「煮タリ蒸シタリ こんぺいとう」(千代田区富士見2、TEL 03-6272-4886)がオープンして1カ月がたった。オープン日は2月14日で、席数は24席。

「煮タリ蒸シタリ こんぺいとう」店内

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 飲食の経験を持つ店主の金谷(かなや)大和さんは「大正ロマンを感じるような、どこか懐かしく、温もりのある店を作りたかった。酒と料理はもちろん、自分たちが本当に行きたいと思えるような、居心地の良い雰囲気も大切にしている」と話す。

 一から手掛けたという内装はステンドガラスを取り入れ、ビロードの席や木調のテーブルを設けた。オープンキッチンならではの、スタッフとの距離が近いのも特徴という。「ステンドガラスは、照明の明かりを通すと、ノスタルジックな雰囲気を演出してくれる。テーブルの大きさも落ち着きを感じるサイズ感にしたり、スタッフと気さくにコミュニケーションができるようにしたりするなど、居心地の良い空間を研究している」とも。

 メニューは「牛すじ豆腐」(715円)、「もつ煮込み」(550円)、「自家製黒豚シュウマイ」(165円~)など。50年以上の歴史を持つ豆腐店「神楽坂かつのとうふ」(神楽坂3)とコラボレーションした「スティックドーナツ」(275円~)は、「地域に根付いた店にしたい」と取り組んだ試み。「飯田橋や神楽坂かいわいの皆さんと一緒に、地域を盛り上げていきたいという思いがある。今後も新しいコラボメニューを考案したり、イベントなどを開いたりして、地域にどう関わっていけるかを考えていきたい」と意気込みを見せる。

 「オープンから間もないが、すでに常連になった方も多い。ぜひ気軽に足を運んでいただき、おいしい酒とごはん、良い空間で、ほっとする時間を過ごしてもらえれば。皆さんの日常になじむような、行きつけの店になれれれば」とほほ笑む。

 営業時間は16時~23時30分(土曜は14時~、日曜は14時~23時)。

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