神楽坂の毘沙門天書院(新宿区神楽坂5)で12月19日、「落語でJUL 第1回 三遊亭好青年 クリスマス独演会」が開催される。
三遊亭好青年は、世界で唯一のスウェ-デン人落語家。2016(平成28)年に三遊亭好楽さんに入門し、昨年二つ目に昇進。現在はさまざまな寄席やメディアなどに出演する。
同イベントは、北欧と日本の異文化交流に関する活動を行うアンデルセン童話落語会が主催。代表の山中典夫さんは「神楽坂で30年余り、北欧と日本をつなぐ活動をしてきた。コロナ禍で中止になっていたイベントを再開することができてとてもうれしい」と話す。演目は落語3席を含むやスウェーデン噺(ばなし)など。全編日本語での構成。
「日本の文化である落語を海外出身の落語家が行うことで、伝統を守りながら新たな時代のものとして受け継いでいくことができ、同時に世界へ落語文化を広げてもらうこともできる。今回の独演会も、三遊亭好青年さんならではのスウェーデン噺(ばなし)やクリスマスプレゼントなども楽しんでもらえれば。以前行っていた、海外での落語イベントもいつか再開できることを願っている。これからも落語を通じて異文化交流を進めていきたい」と話す。
17時30分開場、18時開演。チケットは、前売り=2,000円、当日=2,500円。定員は40人。